防音グッズを考えてみる

音を遮断する手軽なアイテム

サッシの隙間を埋める、防音アイテムとして、スポンジ、毛(モヘア)などはホームセンターでリーズナブルな価格で購入できます。また最近では防音カーテンといったものもあります。防音カーテンは窓を包み込むようにして、隙間なく取付ける事ではじめて効果を得ることができます。普段、もう少し静かになればといった悩みであれば、こうした簡単なアイテムで効果をあげることもあるかもしれません。

防音グッズを検討する

様々なお手軽アイテムが販売されています。とくに窓回りの防音グッズと言えば、テープやのり付きスポンジなど隙間を埋めるアイテムです。実は、こうしたアイテムで防げる音には限度があります。

隙間が1センチほどあるような明らかな隙間であれば、このようなグッズで隙間をうめることで多少の効果をあげることは可能ですが、普段では気にならならないようなわずかな隙間しかない場合は、このようなアイテムで体感できる程の効果を得るのはまずないと言えます。

そもそもこのような気密を高めるアイテムはあくまでも防音工事の下地づくりの材料であり、主たるものではありません。確かに防音でまず大切なのは隙間をなくす、気密を高める事です。しかし、もう一つの大事な要素である重さがありません。それで今の窓に隙間材を貼り付けても期待していたほどの効果は得られないのです。

防音カーテンを考えてみる

次に皆さんが思いつくのが防音カーテン。窓にカーテンレールは必ずと言っていいほどついていますので、カーテンさえ決まればあとは吊るだけですから、少々費用はかかりますが作業としては簡単で誰もができます。多くの人が一度は考えるアイテムです。

防音カーテンの中でも効果が高いものとされれいるものは、他のカーテンと比べて重いカーテンです。そして、凹凸が大きな生地が使われています。凹凸があることで音が当たる表面積を増やし、吸音効果を上げることができます。

吸音とは何者か

子供の頃、布団の中に潜って大きな声を出して遊んだことはありませんか。漏れ聞こえる声はだいぶ小さくなります。これが吸音効果です。

お布団の細かい凸凹の間をすり抜けようとする音は、布や綿の繊維の凸凹にぶつかって直進ができず四方八方に飛び散り、素材にぶつかることでエネルギーが削がれるだけでなく、音=振動が互いにぶつかり合う事でも、音エネルギーが小さくなるのです。

カーテンの狙いはこの吸音効果です。そしてより効果を高めるため重い金属混ぜた繊維で織り込む防音カーテンもあります。

理屈はそうなんですが、、、、。

防音カーテン設置のコツ

防音カーテンは防音効果が期待できそうなカーテンの問題は密閉性という面で劣ります。それを少しでもカバーするようには、カーテンボックスを設けたり、カーテンのサイドにマジックテープ(メカニカルファスナー)壁にピタッと貼り付けて窓全体を包むように設置します。

防音アイテム選びは慎重に

防音カーテンは防音量が少ない為に慎重の上にも慎重を重ねて吟味をする必要があります。現に、専門業者に防音カーテンを取り付けてもらったにもかかわらず、効果がなくて困っているとのご相談をたくさんいただきます。防音カーテンは、かなり高い周波数(高音)ではじめて効果を発揮します。一般的な騒音(自動車や電車の音)の周波数帯(音域)は、遮ることがうまくいかないのです。

ただ、このことは私どものような防音工事業者か、失敗という苦い経験をされた人でなければ、ご存じないはずです。