窓の防音方法は3つある

窓の交換を検討する

サッシに手を加える方法はいくつかあります。①内側に防音窓を設置する。②サッシ自体を交換する。③カバー工法で取り付ける。

たとえば今のサッシを防音効果の高いものに交換する方法。サッシは壁の中にもぐりこんで取り付けられているため、壁や床を一部壊す必要があります。そのため本来のサッシの交換作業よりも、前処理や雨仕舞いなどの付属する作業が多く、時間もかかり高額になります。

また、お住まいがマンションですと窓は個人のものではなく、共有財産とみなされます。そのため、サッシを交換する場合はマンションにお住まいの全員の承諾の上、管理組合、管理会社の許可が必ず必要になります。1世帯だけの工事ですと、他の窓と見た目が揃わないなどの理由から、なかなか許可がもらえません。
障子本体(戸)は捨ててしまい、枠の中に新しい防音効果の高いサッシ(枠と障子)を設置する工法(カバー工法)はどうでしょうか。既存の壁や床を傷めないという利点はありますが、この工法も付属する作業が多く、内側に防音窓を設置するより高額で、場合によっては効果も劣ります。工事のイラスト

防音サッシを検討する

よく見かける一般的な防音サッシの性能はT-2(30等級)30デシベルの防音性能です。T-3(35等級)35デシベルの防音効果が期待できるサッシもありますが、住宅用として使われていることはまずありません。35デシベルの防音性能を持つサッシでは、通常の2倍という非常に厚い防音ガラスとの組合せで、はじめて35デシベルの防音が可能になります。

それに対して内窓設置による二重窓化は、窓ガラスとしてはごくごく一般的な5ミリガラスでももともとある窓と新設する窓と合わせて35dBの防音性能があるのです。この防音性能とは実測すると75dBにもなる車の往来の激しい表通り沿いにあるお部屋に内窓を設置することで勉強部屋や寝室に求められる40dBにできるだけの力です。ここからみても、内窓の効果は非常に高いことがわかります。この内窓に入れるガラスをより防音性能高いガラスをはめ込めば、さらにもっと防音性能が高い窓となり、45dBという性能を満たすこともできますし、設置を工夫することでそれ以上の防音性能を窓に持たせることもできます。内窓と言うアイテムを使れば、簡単に壁に近い性能を引き出すことはできるのです。

内窓は一番確実な方法

今の窓は触らずにお部屋の中にもう一つ窓=内窓を増設して二重窓にする方法があります。内窓の中でも樹脂製内窓はリフォームに最適なサッシです。内窓は窓に接している化粧された木製などの枠(以下窓枠)に取付けます。

取り付け図

サッシの隙間量=気密性能はアルミサッシのなんと3倍。しなやかな材質と工夫がこれを実現しました。樹脂製レールをしならせる様にして、窓枠一杯に取付けることができるため、隙間なく取付けることが可能です。
窓枠にそりが合った場合、アルミ製など硬い金属製のフレームですと密着が悪く隙間ができますが、樹脂製防音内窓はそのようなことはなく、隙間なく下地となる窓枠に取り付けることができます。
窓枠が上下幅寸法で数ミリ違う場合なども、内窓は現場に合わせて1窓1窓すべて窓枠にあわせてオーダー製作するため隙間を無くすことができるのです。

防音対策に内窓が適していることを確認しました。ではどこまで内窓は気になる音を静かにできるのでしょうか。貴方が気にしている音から解放してくれるアイテムなのでしょうか。このことを考えてみます。>>